ANAマイルを使ってベトナム航空のビジネスクラスを予約する方法

マイル

はじめに

 少し前になりますが、夏休みに家族3人でベトナム航空のビジネスクラスを利用してベトナムのハノイとダナンに行ってきました。

この記事では、主に航空券の予約についてまとめています。マイルでの予約の取り方、注意点についてお伝えできればと思います。

この記事で分かることは以下の通りです。

  • ベトナム航空がおすすめな理由
  • ANAマイルでベトナム航空を予約する方法
  • 子連れ時の注意点

ベトナム航空ビジネスクラスを選んだ理由

まず初めに今回ベトナム航空を選んだ理由についてです。クレジットカードのキャンペーン等で貯めたANAマイルを使って、夏休み旅行先を探していた時に、ANAとマイレージ提携しているベトナム航空がWEB予約が可能になった(以前は特典航空券の予約は電話予約のみ)と知りました。さらにベトナム航空はANAと違い、燃油サーチャージもかかりません。マイル+空港使用料など数千円のみで行けちゃいます。最近ネット予約が可能になったため穴場なのか行きたい日にちで空席もありました。(後々建国記念日の連休中の最中だと知る・・・)中距離のため必要マイル数もそこまで多くなかったので、ビジネスクラスにも乗れるかも!?と思い決めました。

フライトを予約した経緯

搭乗したのは成田-ハノイ、ハノイ-ダナン、ダナン-成田の航路です。最終目的地はダナンでしたが、希望の日にちで直行便の空席がなかったため、ハノイ経由になりました。ベトナムはこれまで一度も行ったことがなかったので、おまけでハノイにも1泊しました。

成田-ハノイ、ハノイ-ダナンは、ビジネスクラスを利用。乗り継ぎなので、ハノイ-ダナンのビジネスクラスもマイル数の変更なく予約できました。そして帰りのダナン-成田はエコノミーで予約しました。

往復ともビジネスじゃないの?と思いましたよね。これには2つ理由があります。

・単純にマイル数が足りなかった。

・成田〜ダナンの機材がしょぼかった。

気持ち的には往復ともにビジネスクラスを利用したかったのですが、念の為帰りの便の機材を調べてみたら昔のスタイルの座席でした。そのためマイルを使用するにはもったいないと思い、帰りはエコノミーで納得できました。

今回搭乗した区間の飛行時間については以下の通りです。

成田→ハノイ 5時間半〜6時間半

ハノイ→ダナン 1時間20分

ダナン→成田 5時間

東南アジアの中でも比較的日本から近いので、子連れ家族にはおすすめです。

ANAマイルを使ってベトナム航空便が予約できる!

ベトナム航空はスターアライアンスではなくスカイチーム加盟ですが、ANAとは独自にマイル提携しています。そのためANAのサイトから予約ができます。日本語で予約できるのでハードルがグッと下がりますね!

予約は、復路搭乗日の355日前(出発日含まず)から第一区間出発の96時間前までとなっています。

つまり約1年前から4日前まで予約できるということです。

ANAマイルを使用する場合は、往復のみ予約可能です。(JALは片道で予約できます)

今回予約したのが旅行の9日前!かなりギリギリです。焦って予約したので、あまりベトナムについて調べていなかったのですが、旅程とベトナムの建国記念日の連休が丸かぶりしていました。それを旅行の前日に気付き、絶望しましたが、そのおかげで空席が出ていたのかなと前向きに捉えました。

ANAマイルでビジネスクラスを予約する方法

ベトナム航空とANAの提携(スターアライアンス)について

航空会社は主に3つのアライアンスに別れていて、ANAはスターアライアンス、ベトナム航空はスカイチームに加盟しています。(ちなみにJALはワンワールド)

航空会社アライアンス
ANAスターアライアンス
ベトナム航空スカイチーム
(JAL)(ワンワールド)

アライアンスって何?って方も多いと思いますが、これは私たち利用者側も航空会社側もメリットがあるものなんです!

利用者側のメリットは、それぞれのアライアンスに加盟する航空会社であれば、マイルを貯めたり利用したりでき、ビジネスクラスや上級会員であればラウンジを使うことができる。またスムーズな乗り継ぎも可能となります。

一方航空会社側のメリットはコードシェア便による共同運航で、自社だけでは補えない路線を拡大することができることなどがあります。

ベトナム航空はスターアライアンス加盟ではないのですが、ANAがベトナム航空に出資しており、マイル提携が可能になっています。

マイルを使った予約手順

ANAとマイル提携をしていることから、今回はANAサイトからANAマイルを利用して予約しました。その場合の手順について案内します。

なお、パソコンをお持ちの方はパソコンで操作をしたほうがやりやすいと思います。

基本は絶対この経路で行くと決まっていなければ、特典予約→「複数都市・クラス混在」から検索します。

ここから検索すると、ANA便だけでなく提携便の候補も出てきます。また、すべてのクラスから選べるので、行きはビジネス、帰りは空席がないからエコノミーという予約もできます。

まずは希望の出発日、出発地、到着地をすべて入れ検索します。希望の経由地があれば、それも含めて入力します。

今回実際に行った時と同じ旅程で検索してみました。

この時、ANAではなく、1つ下のタブを開き航空会社名を確認します。ベトナム航空運航となっているので、これのビジネスクラスを選択します。ANAを選択してしまうと、燃油サーチャージがかかってしまうので注意です。

ハノイ→ダナンもビジネスクラスを選択します。エコノミーでもマイル数が変わらないので、エコノミーにしちゃうともったいないですよ!たくさん便数があるので、好きな時間帯を選べます。

帰りは、ダナン→東京の直行便でエコノミーを利用しました。1日1便しかないので、ビジネスクラスの空きはなかなかないかもしれません。どうしても往復ともにビジネスがいい!という方は帰りは乗り継ぎ便で帰ればビジネスクラスを利用できそうです。

組み合わせが悪かったり空席がないと何度もエラーになりますが、日程や経由地を変えて諦めずに検索します。

往路ビジネス、復路エコノミーで予約する際のマイルと諸税は上記の通りです。

1人あたり50,500マイル、諸税8,380円です。燃油サーチャージがないとかなり安く感じますね!

ちなみに往復ビジネスの場合は1人あたり63,000マイルでした。

往復エコノミーの場合は、1人あたり38,000マイルです。

マイル数がわかると、意外と行けるかも!?となりますよね。

目的地を決めてマイルを貯めていくのが効率がいいと思います。

もちろんどこの航空会社のマイルを利用するかも含めて・・・

※ここでわたしもやってしまった注意点なのですが、ベトナム航空はスカイチーム所属でマイル提携のみのため、スターアライアンス特典航空券で利用できる国内線片道おまけは使用できません・・・。(スターアライアンス加盟の航空会社の予約であれば、ストップオーバーという制度を利用して、本旅程とは全く別の日程で、国内線の片道をつけることができるのです。詳しくは別記事で紹介します。)

最初それに気づかず国内線片道もつけた旅程で何度も検索し、エラーになりました・・・。

国内線片道が付けられないとはいえ、ベトナム航空は燃油サーチャージもなく空席も比較的見つけやすいので、おすすめです。

子連れでの予約時に気を付けるポイント

みなさん上の検索結果を見てお気づきかと思いますが、3歳といえど、必要マイル数は大人と同じです・・・(国際線は座席を必要とする2歳から大人と同じマイル数です)

諸税は大人より少し安いです。

座席を必要としない幼児旅客は、同伴する大人と同じ搭乗クラスの幼児運賃航空券の購入が必要です。

座席を必要としない幼児旅客の航空券ご購入は、お電話のみで受け付けております。

座席を使用する幼児旅客は、同伴する大人と同じ搭乗クラスの特典航空券をご利用いただけます。大人と同じマイル数が必要です。

※ANAのHPより抜粋

とのことです。2歳未満は座席が必要ないから無料〜!と考えていると思わぬ出費に面食らいます。ビジネスクラスを利用すると、ビジネスクラスの正規料金の10%を支払わなければならないので、事前に電話で金額を確認したほうがいいですね!

番外編:子連れ旅行で不安を感じる方へ

今回は3歳娘とのベトナム旅。みなさんは海外旅行は食事面や衛生面、また長時間のフライトなど気になる方は多いと思います。我が子は海外旅行は3回目。初めてはグアム(1歳)。2回目はバンコク(2歳)です。バンコクを経験しているので、東南アジア方面への躊躇は特にありませんでしたが、とはいえベトナムは初めてなので少し心配でした。

料理は辛いのばかりではないだろうか。トイレは綺麗だろうか。飛行機は大人しく乗っていられるだろうか。子連れの心配は尽きないと思います。現地の旅レポはまた別の記事で紹介したいと思います。

行く前から色々と不安になって行くのをやめてしまう方もいると思いますが、子どもはびっくりするくらい順応が早いです。なんとかなります。

ただ例えば飛行機であれば、お菓子やおもちゃを持ち込んだりして飽きない工夫をすることは大切です。

まだ我が子は3歳ですが、旅行中はもちろん、帰ってきた後も動画や写真を見ながら、またあのプールで遊びたいやあのジュースが飲みたいなど旅行を振り返って楽しんでいます。

まとめ

いかがでしたか?マイルを利用して海外旅行なんて夢の話、さらにビジネスクラスに乗るなんてそのまた夢の話と思っていた方、多いのではないでしょうか?

この記事を通して、マイルを利用しての旅行が現実的になれば嬉しいです。

お伝えしたいことをまとめると以下の通りです。

  • ベトナムへの旅行はANAマイルを使用してベトナム航空で予約しよう!
  • ビジネスクラスも比較的取りやすく、燃油サーチャージもかからない。
  • 2歳以上の子どものマイル数は大人と同数。2歳未満は事前に金額を確認したほうがベター。
  • ビジネス、エコノミーのマイル数を調べた上で、どういう旅程で行くか判断すると◎

ANAマイルはJALマイルなどに比べてマイルを貯めやすいと言われています。実際に貯めた方法についても、別記事でお伝えしたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

子連れ旅の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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