子連れでベトナム航空ビジネスクラスに乗ってきた!   

マイル

はじめに

2024年9月に夫と3歳娘とベトナムのハノイとダナンへ旅行に行きました。今回はANAマイルを使用して、ベトナム航空のビジネスクラスに搭乗しました。空港でのチェックインからビジネスクラスの乗り心地などをお伝えしたいと思います。

予約編はこちらの記事をご覧ください。

この記事でわかることは以下の通りです。

  • チェックインカウンターの優先レーンってある?
  • ビジネスクラスラウンジをレビュー
  • 優先搭乗はある?
  • 座席の座り心地は?
  • 3歳子連れ目線でのレビュー

空港でのチェックインとラウンジ利用

ビジネスクラスのチェックインカウンターの様子

成田空港のベトナム航空便のチェックインカウンターは、第一ターミナル北ウィング4階です。AアイランドまたはBアイランドに便名ごとに別れていて、今回搭乗した成田-ハノイ(VN311)はAアイランドでした。

ビジネスクラスは初搭乗ですが、優先レーンがあることは知っていたので、真っ先に向かいました。

一般レーンは長〜い列ができていましたが、ビジネスクラスのレーンは2人くらいの待ちのみで、すぐにチェックイン手続きをすることができました。

今回ベトナムの建国記念日の連休と丸かぶりしていたので、母国へ帰るベトナム人が多いのかなと思いスタッフの方に確認しましたが、いつもと同じ混雑具合とのことでした。

ベトナム線の人気と活気にすごい・・・となりました。

無料受託手荷物の許容量規定は、各線により多少異なりますが、成田-ハノイ間のビジネスクラスは2個、それぞれ32kgまででした。ちなみにエコノミーは2個、それぞれ23kgまでです。1人あたり無料で2個まで預けられるので、これは短期間の旅行であればエコノミーで十分だと思います。

搭乗クラス(成田-ハノイ間)無料受託手荷物(個数)無料受託手荷物(重量)
エコノミー2個23kg(1個あたり)
ビジネス2個32kg(1個あたり)

チェックインは出発の3時間前から50分前です。エコノミーのチェックインカウンターは混雑していたので、時間を余裕を持ってチェックイン手続きをするのが良さそうです。

ラウンジの場所とアクセス方法

チェックインした際に成田プレミアムラウンジの利用券をもらえます。

ここのラウンジは航空会社の共用ラウンジになっています。各航空会社によって利用条件は異なるようですが、ビジネスクラスやファーストクラスの方は利用できます。プライオリティーパスやクレジットカードの付帯特典では利用できないので、利用者は少なめかと思います。

場所は第一ターミナル第一サテライトの4階にあります。

端にありますが、搭乗便はこのラウンジの目の前だったので、利用しやすかったです。ラウンジ利用前に搭乗口は確認しておいてくださいね。

エレベーターに乗りラウンジへ向かいます。到着すると受付があるので、ラウンジ利用券と搭乗券を見せて中に入ります。

ラウンジレビュー

入口から一番近い場所に立派な和室があり、海外の方向けを意識しているなと思う素敵な空間でした。ここも使用してもいいみたいですが、かなり目立つので、ここで休憩をしている方はわたしの見る限りではいませんでした。笑

奥に入ると広い空間が広がっています。

最初はソファー席に座りましたが、2席ずつのテーブルがほとんどなので子連れだと使いにくいです。

反対側に行くと、複数人で利用できるテーブル席があります。席数は多いので、よっぽどのことがない限り満席になることはなさそうです。

  • ラウンジでの子どもの過ごし方

JALやANAのラウンジと違い、成田プレミアムラウンジにキッズスペースはありませんでした。なので、子どもは少し退屈しちゃうかなと思います。この時は、ちょうど朝食の時間だったので、我が子はひたすら食べていましたが・・・笑

パンやハム、チーズ、ヨーグルト、お菓子、ジュースなど子どもが食べられるものはたくさんありました。カレーやスープもあったので、品数はそこまで多くないですが、大人でも十分満足できると思います。私はお酒を飲まないので、お酒のチェックはしていないですが、写真に映っている通り、白州なども置いてあるので十分と言えそうですね。

ただし、ビジネスクラスに乗る際は、搭乗後もフルコースが出てくるので食べ過ぎには注意です・・・!

ラウンジ内には無料で利用できるシャワールームもあるので、深夜便などの際は重宝すると思います。

機内の様子と座席レビュー

  • いよいよ搭乗

いつもは飛行機の中の滞在時間を少しでも短くしたくて子連れの優先搭乗は使用せず、一般の方と同じように搭乗しています。(早く搭乗しても子どもが飽きてしまうため)

しかし今回はビジネスクラスなので別です!優先搭乗のコールとともに搭乗口に向かいました。エコノミー利用の方たちも既に列に並んでいてここでも優越感。。飛行機に乗り込む前に、ビジネスとエコノミーの分かれ道があります。いつも憧れていた分かれ道だーと感動しながら進みます。

搭乗するとCAさんが迎え入れてくれます。搭乗券を見せると座席まで案内してくれました。すぐにおしぼりを持ってきてくれ、シャンパンかジュースか聞かれます。

離陸前までは座席やアメニティー、エンタメの確認をして過ごしました。子どもも飛行機が大好きで、今まで乗っていたエコノミーとの違いに興奮していました。ビジネスが普通だと思われたら困りますが・・・(笑)

旦那はせっかくのビジネスクラスだからとシャンパンを頼んでいてテンション上がってました。

  • 座席の配置、座り心地は?

座席はヘリンボーン型になっており、1-2-1列の配列となります。座席はフルフラットになる仕様で、プライベート感もあります。アメニティポーチもついており、サムソナイトのものでした。ただ一つ、モニターが開閉式のため、離着陸時など画面を閉じなければいけない場面は全く画面が見えません。隣の席のモニター画面はよく見えます・・・。また無料の機内wifiはありませんでした。

  • 子連れの場合の座席選びのポイント

先ほどもお伝えしたとおり、座席は1-2-1列で中央は向かい合う席になっておりますが、真ん中は空いていないので、行き来は難しいです。私自身、念願のビジネスクラスだったので、娘のお世話は旦那に任せようと思い、この配席にしたのですが、結局通路挟んで隣り合う方がトイレなどにも連れて行きやすかったです。大人2人、子ども2人であれば、中央に子ども2人がいいかなと個人的には思います。

機内食とドリンクサービス

・ビジネスクラスの機内食はフルコース!

離陸してまもなく、食事の提供の準備が始まりました。洋食または和食のどちらにするかメニューを持って確認にきてくれます。

前菜。スープとサラダとベトナム風の巻物。エビが大きくてぷりっぷりで美味しかったです。パンはたくさんの種類から好きなものを選べました。

洋食のメインは豚肉。お肉はもう少し柔らかいと嬉しかったですが、日本人好みの味付けでした。

和食のメインはうなぎ。旦那が頼んで美味しそうに食べてました。

食後にチーズとフルーツのバイキングがあり、チーズ好きの私にとっては嬉しい限りでした。デザートはケーキやアイス、和菓子までありました!

  • 特別食はある?子ども用の食事は?

機内食の特別リクエストは予約時または出発の24時間前までにネットで事前予約が必要です。ベジタリアンメニューや宗教色、フルーツミール、シーフードミールなどがあります。詳しくはベトナム航空のHPに記載されているので、ご確認ください。またチャイルドミールも2歳児未満向けと2歳〜5歳未満向けのもの2種類がありました。

チャイルドミールを選択するとエコノミーと同じメニューになると聞いたので、今回はリクエストはしませんでした。

機内サービスについて

  • 子どもへの対応

娘が途中、眠くてぐずってしまい、声もそれなりに大きかったので、周りの迷惑にならないかヒヤヒヤしてしまいましたが、タイミングよくフルーツを出してくれました。言葉は英語でしたが、ジェスチャーでもコミュニケーションをとってくれ、娘も落ち着いたので助かりました。

・おもちゃや絵本など

搭乗した方のレビューを見ていると子どもにおもちゃがもらえたという方もいたので、楽しみにしていたのですが、搭乗中は忘れてしまっており、搭乗後にもらえなかったことに気づきました。飛行機でもらえるおもちゃを私自身毎回楽しみにしていたので残念でした。ぐずった際に持ってきてくれたらさらに助かったのになぁと思いました。申告すればもらえるのかどうかもわからないです・・・。

ベトナム航空ビジネスクラスの総合評価

  • 子連れでビジネスクラスあり?なし?

3歳児連れでもビジネスはあり!娘は離着陸時は一人で座れたので、問題ありませんでした。寝る時は、パパと添い寝をしました。少し狭そうでしたが、フルフラットになるので、楽だったみたいです。写真伝わりますかね・・・。

  • ANAマイルのコスパの良さ

ANAマイルは比較的貯めやすく、ベトナム線は予約もANAよりかは取りやすいと感じたので狙い目です。何よりサーチャージがかからないのが嬉しいですよね。

また子連れ旅行だと体調不良などで直前のキャンセルの可能性があると思います。LCCの最安値プランやセール価格だとキャンセルや変更不可の場合がほとんどだと思います。しかし、マイルで予約をしていれば、1名につき3000マイルでキャンセルができます。また出発前であれば、航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスが同条件の場合に限り、日付の変更が可能です。そのため、子連れ旅行×マイルはとても相性がいいのです。

・よかった点・改善してほしい点

今回初ビジネスクラスでしたが、快適さに驚きました。5時間ほどの旅程が一瞬でした・・・。まだ飛行機に乗っていたいと思ったのは初めてです。これなら10時間以上のフライトでも苦になることはなさそうです。

欲を言えば機材がもう少し新しいと嬉しいです。

・他の航空会社との比較(子連れ視点での印象)

クルーに日本人はいなかったので、言葉は通じないもののジェスチャーでなんとなくわかるので、問題はありませんでした。日系航空会社以外はクルーの対応が適当なイメージがありましたが、ベトナム航空はとても丁寧な対応でした。ベトナムはLCCがたくさん飛んでいるので、最安で行こうと思うとベトナム航空の選択肢は消えると思いますが、チェックイン〜降りるまでの快適さを考えると次回もベトナムに行く際は、ベトナム航空のビジネスクラスに乗りたいと思いました。

9. まとめ

今回の記事では、ベトナム航空ビジネスクラスのの搭乗編をお伝えしました。

この記事を読んで、ビジネスクラスに乗ってみたい!と思っていただけたなら嬉しいです。

マイルを知るまでは、家族で毎年海外旅行なんて・・・ましてやビジネスクラスに乗るなんて夢のまた夢でした。でも、貯め方と予約の仕方さえ覚えれば誰でも乗れます。

子連れ旅行の選択肢が少しでも広がるように今後もお伝えして行けたらと思います。

今年は夏に家族3人で、ロンドン・スイスに旅行を計画中。また追って予約方法などお伝えしたいと思いますのでお楽しみに。

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